ゲーミングモニターは本格的にゲームをして行きたい方に必須のアイテムとなります。
そして、ゲーミングと銘打ってあれば何でもいいわけではありません。満たすべくスペックが存在します。
今回はゲーミングモニターについて、選ぶべきオススメのポイントとオススメの機種を紹介していきます。
特にこれからPCゲームを本格的に始めたい、少しでも有利な環境でプレイしたい。綺麗な映像でプレイしたい。という方、必見です。
- 通常のモニター(テレビ)とゲーミングモニターの違い
- ゲーミングモニターを選ぶ時のポイント
- ゲーミングモニターを使用する上での注意点
- オススメゲーミングモニター紹介
- モニターアームは絶対につけよう!
- オススメのモニターアーム
- 最後に
通常のモニター(テレビ)とゲーミングモニターの違い
まず初めに、通常のモニター(テレビ等)とゲーミングモニターの違いですが、大きく分けて下記の二つです。
具体的な説明は様々な記事でしつくされているのでここでは簡単に説明していきます。
リフレッシュレート
リフレッシュレートとは、ディスプレイが秒間に何回、新しい画像を描画できるかを指します。
パラパラ漫画を想像してください。
素早くパラパラ漫画をめくると、動きが滑らかに見えますが、遅いと滑らかに見えません。
リフレッシュレートの差は大体こんな感じです。
高ければ高い程、映像がぬるぬる動く為視認性があがります。
低ければ低い程、物体がカクカク動く為視認性がさがります。
応答速度
応答速度とは、モニターの色が別の色に移り変わるまでにかかる時間の事です。
応答速度が遅いと物体の移動に対し処理が追いつかない為、残像を残しながら物体が動きます。
応答速度が早いとクッキリしたまま物体が動きます。
要するに応答速度が早ければ早いほど動きに残像間がなくなり視認性が向上します。
応答速度が遅いと残像が残る為、AIMが絞りづらくなります。
ゲーミングモニターを選ぶ時のポイント
オススメのリフレッシュレート
基本的に120hzを超えていればある程度ぬるぬる動く為、十分であると言われていますが、
筆者は240hzを推奨します。同じ実力同士が120hzと240hzのモニターで戦った場合、240hzが勝つと思います。
それ程、視認性に差がでると思ってください。
実際の映像を見ない事には分からないかもしれませんが、分からないなら尚更240hzを買っておくべきです。
youtube等で比較動画が多くあがっているので、見てみることをオススメします。
(筆者も後々動画を作成予定です。)
オススメの応答速度
基本的に1ms以下が推奨されています。この辺が、残像間を感じなくなるラインです。
筆者も1msのモニターを使用していますが、残像間を感じた事はありません。
それ以下はほぼ実感できるレベルじゃないので、1ms以下を満たしていればいいと思います。
悩むぐらいなら上記のスペックを満たしたモニターを買う事を強く推奨します。
というか、中途半端に144hzモニターでいいか・・等と妥協すると、必ず後で後悔します。どうせ値段も1,2万程度しか変わりません。
長く使える物なので、どうせならそこそこいい物を買いましょう。
パネルの種類は、TNパネルかIPSパネルどちらを選ぶべきか
TNパネルとIPSパネルの違いは映像の綺麗さです。IPSパネルの方が圧倒的に発色がよく綺麗です。
TNパネルの方が応答速度が速くゲーム向き・・と耳にしたことがあるかもしれません。
しかし、それも過去の話。
今では技術が進み、IPSパネルでもTNパネルと遜色のない応答速度で高リフレッシュレートを実現しているモニターが多数あります。
やはりゲームは奇麗な映像を楽しみたいですし、動画や映画を見る際は、圧倒的にIPSパネルの方が綺麗な映像で楽しめます。
筆者はIPSパネルを推奨します。
モニターサイズは、24.5インチか27インチどちらを選ぶべきか
そこまで大差ありませんが、私は24.5インチがちょうどよく感じます。
FPSで27インチを使う場合、少し離れた距離から見ないと視野に収まりにくくなり逆に敵の位置が見えづらくなります。
特にFPSをメインにプレイするならプロの採用率も高い24.5インチモニターがおすすめです。
しかし、FPSはほどほどにMMO等のゲームがメインならば27インチ以上のモニターも選択肢に入ります。
スピーカーの音質
使わないのでどうでもいいです。
スタンドの機能性
モニターアームを付けるべきなのでどうでもいいです。
ディスプレイポート
ゲーミングモニターであればほぼ100%ついてますが、一応確認したほうがいいでしょう。
ベゼルの大きさ
ベゼルレスの方がカッコいいのと、デュアルディスプレイにした時にスマートになります。
ですが、そこまで拘るポイントではないと思います。
その他機能
映像のズレを抑制するFreeSync/G-SYNCや暗闇での視認性を向上させるダークブースト機能など、その他メーカー独自の技術を採用しているモニターも存在します。
基本的にはリフレッシュレート、応答速度が前述した推奨スペックを満たしていれば問題はありません。
後は、どこまで金を払えるか、といった問題になってきます。
個人的には、ダークブースト機能はあったほうがいいかなぁと思います。
暗闇での視認性に結構差がでますが、明るいところが明るくなりすぎるデメリットも存在します。
ゲーミングモニターを使用する上での注意点
モニターのスペックを公表値通りに安定して発揮する為には、条件があります。
CS機ではリフレッシュレートに上限がある
switch、PS4は、リフレッシュレートが60Hzまでしか対応してません。テレビでいいです。
また、PS5は120Hzまでしか対応してません。もっと安いモニターの選択肢があります。
PCスペックの不足
最低でも下記のスペックは満たしてください。
【CPU】Intel Core i7以上
【グラボ】 RTXシリーズ
【メモリ】 16GB
上記の2点を満たせない場合、初めて144hzモニターの選択肢が出てきます。
まぁでも、どうせなら240Hzモニターを買っておいて、PCがぶっ壊れた時にモニターのスペックを発揮できるPCを買えばいいと思います。
オススメゲーミングモニター紹介
PC向け
IPSパネルでありながら応答速度驚異の0.5msという神モニター。
しかし値段がネックという方は下記のモニターもおすすめです。
こちらは280hzまで対応してる超絶良コスパモニターです。
先程のモニターに比べると応答速度が少し遅くなっていますが、0.5msと1msは大差ないです。ほぼ実感できるレベルではないと言っていいと思います。
acerのモニターが少し高いと感じたらこれを買いましょう。
27インチモニターが欲しい方はこちらがおすすめです。
ちなみに、私はこのモデルの24.5インチをメインモニターとして使用していますが、日本では発売されていないので海外から購入する必要があります。
使用感は最高です。気になった方は、米アマゾンかB&Hから購入してください。
今紹介した3つのモニターの性能差はほぼありません。
コスパ重視で尚且つIPSパネルのモニターを選ぶなら基本的にはこの3つ以外選択肢はないと思ってます。
強いて言うならばpixioのモニターはダークブースト機能がついていませんので、機能面では若干劣るとは思います。
※ダークブーストとは、画面を明るくする事で暗闇での視認性を向上させる機能です。
あるとないとでは、視認性に差がでますが、本来の臨場感を楽しみたいのなら外してもいい機能です。
FPSに特化したモニターが欲しいという方はこちらもおすすめです。
プロ御用達のFPS最強モニターです。
が、TNパネルなので映像を見る事に関しては先程の3機種に劣ると思います。
後、高いです。
金銭面に余裕があって本気でFPSをやりたい人はこれを買ってください。
モニターアームは絶対につけよう!
モニターアームを付ける事で、モニターの位置調整が容易になり、机のスペースも確保されます。
高級モニターのスタンドは思ったより場所を取るので、必ずつける事をお勧めします。
オススメのモニターアーム
モニターアームを持っていない方は、このモニターアームを買えば間違いないです。幸せになれます。
大手メーカー、エルゴトロン性のアームとほぼ同じです。
頑丈で壊れにくく、操作もしやすい為、一生物レベルのモニターアームです。
アマゾンセールで安くなりやすいので、そこが狙い目です。
最後に
正直、ゲーミングモニターは高いと思った方も多いかもしれません。
しかし、ゲーム環境を構築する上でゲーミングモニターの質は肝になってきます。
ゲーム映像だけでなく映画、ドラマ、動画の質もあがるので、PCを起動する楽しみが増えると思います。
他のデバイスをケチってでもいいモニターを買いましょう。